本ブログ休止中のCBTの変化・・・ACTがブームに!
ACTが大ブームになったことも、ブログ休止中の大きな変化でした。
ACTとは「アクセプタンス・アンド・コミットメント・セラピー」のことですが、
この数年に出版されたACT本の多さには、おどろくべきものがあります。
というわけで、私自身も「これは知っておかねば」と思い、
ACTの本を何冊も買い込み、勉強すると同時に、
学会などのワークショップにも何度か参加させてもらいました。
ACTは応用行動分析の産物なので(この点については異論があるようですが)
厳密に考えるとCBTとACTは別物、ということになりますが、
我々のCBTに使える概念やエクササイズがたくさんあり、
セルフのCBTやクライアントとのCBTでも活用させてもらっています。
葉っぱのエクササイズなんかは、反すう思考への対処として
とても使いやすいです。
また特に重要だと思ったのが「価値」という概念です。
CBTではセラピーを通じてどうなりたいか、ということについて
中目標や小目標を設定するのは得意ですが
長期的な目標をどう定めるか、ということについて
これまであまり議論や研究がされていなかったように思います。
ですが、実際は中目標を設定するにあたっても、
その人が何に価値を置いて、どういう生き方をしたいか、
ということは非常に重要なことで、
セラピーで長期目標を一緒に目指すことはなくても、
そこに向かってクライアントが機能できるようになるために
手助けする、という意識を持つことは
とても大切なことなのではないかと、
ACTを学ぶことで、しっかりと認識できるようになりました。
ただ、応用行動分析の理論と「価値」という概念の関連性が
本を読んだだけではどうしてもわからなかった私は、
武藤崇先生のワークショップに出たときに
質問をさせてもらったところ、武藤先生は一言、
「価値って、めちゃめちゃ正の強化子でしょ」とおっしゃり、
私の疑問は氷解したのでした。
そうですよね、まさに正の強化子でした!
というわけで、CBTもいろいろと進化しており、
継続的に学んでいくことが必要なのだな、と
本ブログ休止中のほんの4年間を振り返るだけでも
実感されます。
でも継続的に勉強するべき何かがある、というのは
とても幸せなことだと思います。頑張ろうっと!
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