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2006年4月18日 (火)

CBTのクライアントになることになりました!

  これまで当ブログの記事を書くにあたり,ワードで一度文書を作成し,それを貼り付けていたのですが,その作業自体が結構面倒くさくなり,更新を先延ばしにしていた側面がありました。(研究者(の端くれ)の性なのか,本来は強迫的な人間では全くないのですが,「文書やデータの管理だけは,出来る限りちゃんとしておかないと,後で面倒くさいことになる」というビリーフに基づき,そうしていました) が,しかし,「本ブログを自分用の備忘録に使うのであれば,そんな面倒なことをしなくてもよいのではないか」という,まことに自分に都合のよい「適応的思考」をでっちあげ,そういう文書管理いっさいなしに,今日から直接書き込むことにしました。というわけで,系統立てて記事をアップしていく,というこれまでの野望(?)はいっさいチャラにして,そのときどきの思いつきで,何とか当ブログの存続を図ろうと思います。(当ブログが存続しなくても,誰にとっても何の支障もないのですが,CBTについて好きなことを書き散らす場を,自分のためにとりあえず残しておきたいという気はします)

  というわけで,やっと本題なのですが,私自身がCBTを受ける立場,すなわちクライアントになるという,面白い企画が始まったので,これについては随時,当ブログで報告することにいたします。

私が運営する,とあるCBT専門機関では,月に1度,スタッフが勢揃いする内部研修会を実施しています。今年度の通年テーマとして,スタッフ同士でペアを作り,1年間かけて,セラピストとクライアントをお互いにやりあう「試行CBT]というのを実施することになりました。

  これはあるイベントの後の飲み会でアイディアが出たもので,コンセプトとしては,「精神分析には教育分析があるのなら,認知行動療法でもそれに該当する研修があってもよいのではないか」というものでした。しかし症状や問題に焦点をあてるCBTの場合,いわゆる「主訴」がないと始まりません。そこで「果たしてみんな,主訴はあるのかな?」という話になったところ,それが出してみれば,皆それぞれ,大なり小なり「主訴」と呼べるものが結構あったのです。というわけで,「だったらせっかくの機会だし,面白そうだから,研修会を使って試行CBTを皆でやってみよう!」という話になり,やっと実現までこぎつけたのでした。そしてあみだくじで,スタッフ同士ペアを組み,先日めでたく,「試行CBT」初回面接が実現したのでした。

  これまでCBTのトレーニングの一環として,小さなロールプレイは体験したことがありましたが,継続的にクライアントとしてCBTを受けるのは初めてです。このような貴重な体験をすることはめったにないことだと思いますので,今後,当ブログでは,私の「クライアントとしてのCBT体験」を,断続的に紹介していきたいと思います。

  で,先日,「初回面接」がありました。これは「インテーク面接」扱いのセッションです。たった15分間でしたが,得るところがしっかりありました。これについては後日,別記事を書くとして,とりあえず,今回の試行CBTにおける私の「主訴」だけ今日は紹介しておきたいと思います。(あ,いちおう,私とペアを組んだ相方さんからは,この件を当ブログに紹介する承諾は得ております。クライアントがセラピストに承諾を得る,というのもなかなか面白いものですね)

  私の主訴は 「禁煙」です。

  以上!(笑)

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